製造業のものづくり 不朽の名作から学ぶ その2

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今回も、ものづくりに携わるビジネスパーソンにとっての不朽の名作です。クレイトン・クリステンセン著「イノベーションのジレンマ」の概要、おすすめする理由を述べます。

1.きっかけ

 前回投稿「トヨタ生産方式」を含め5冊の本を紹介していた、「ものづくり太郎」さんのyoutube投稿を見て本を手に取りました。マネージャーが知っているべき内容(だけど、ほとんどの人が読んでいない)。
 きっかけとなったyoutube投稿は、下記のリンクを参照してください。

●ものづくり太郎チャンネル
1.「ものづくり」や「ビジネス俯瞰」に強くなるド定番著書を紹介させていただきます‼
 https://youtu.be/IiFv0ugEVvk?si=vpBd5H4Esp-AkK6q

2.なぜ日本の大企業は「変革」を起こせないのか?
 https://youtu.be/Sf4t_pzECZA?si=7B67wawSl5UOfxFh

2.なぜ読んだほうがよいのか

・実際に私たちが取り組んでいる開発テーマの方向性について、俯瞰できる。
・もし、破壊的技術をテーマに開発することになったら企業内のジレンマを解消する方法が認識できているので、どのように行動すればよいか分かる。

3.概要

・イノベーションには持続的と破壊的の2種類がある。
・これまで成功を収めた大企業も、破壊的イノベーションによる他社からの攻勢で簡単に失敗してしまう。
・下記の5つのジレンマによって、大企業では破壊的イノベーションが育まれない。
 ① 企業は顧客と投資家に資源を依存している
 ② 小規模な市場では大企業の成長需要を解決しない
 ③ 存在しない市場は分析できない
 ④ 破壊的技術の前では、組織の能力は無能力の決定的要因になる
 ⑤ 技術の供給は市場の需要と一致しないことがある

・大企業が破壊的イノベーションを取り入れるには、下記5つの原則が必要。
 ①破壊的技術の開発・商品化を必要とする顧客に届ける。
 ②プロジェクト担当の組織は、小さな組織に任せる。
 ③計画作成は、失敗を早い段階にわずかな犠牲でとどまるようにする。
 ④組織の能力(資源・プロセス・価値基準)のうちプロセス・価値基準は利用しない。
 ⑤破壊的技術の製品は、評価される新しい市場を見つけて売り込む。

4.さいごに

・技術職ビジネスパーソンのマネージャーは知っておかないといけない内容がたくさんありました。
・マネージャーが自ら市場・顧客開拓のため、マーケティングをすることが忘れてはいけないこと。
・社内でどのように交渉し、破壊的イノベーションに携わるメンバーを守り発展するかがわかったので、行動したいと思います。

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